マジリブログ

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インド映画「きっと、うまくいく」感想

きっと、うまくいく

先日兄に「インド映画の『きっと、うまくいく』がものすごく面白い。今まで観た映画で一番面白かった。お前も観た方が良いぞ」と言われたて観てきましたので、感想を残しておきます。約170分もあり、非常に長いです。座り続けるのが若干疲れました。といっても、映画自体のテンポはかなり良いので一気に観られます。

内容は親友の男性3人+αの大学時代の物語と、その後(現代)どうなったか、といった、非常にオーソドックスなコメディタッチなドラマなんですが、現在のインドの社会を短い時間で表現しつつ、人として生きる意味や命についても考えさせられる良い映画でした。もちろん、インド映画の定番であるミュージカルパート(?)もありました。そのBGMの歌の歌詞も考えさせられるメッセージが含まれていました。

この映画を見ると、もっと素直に生きよう。自分のやりたい事をやろう。と考える人は多いと思います。自分は元々人の目を大して気にせず、自分の思うように過ごしているタイプですが、この映画を観て自分の生き方は間違ってないのかなと思えました。

この映画は妻にも観せたいと思いました。自分に比べて世間体を気にして生きているタイプです。それを要求してくる事もあります。でも、この映画を観たらもうちょっと大らかに過ごせるようになるんじゃないかと思ったんです。

現代社会は何かと息苦しいです。些細な事で頭を悩め、ノイローゼになる人も居ますし、鬱病となって社会活動ができなくなる人も居る。自分の都合で人の足を引っ張ったり、排除しようとする人も居る。でも、そんなの本当にくだらない事です。

日本に生まれ、健康で、日々の食事に困らず、屋根のある場所で寝る事ができる。それだけで本当はものすごく幸せなんだという事を再認識できる映画です。オススメです。