残業代って概念が無くなりそうだね。「裁量労働制、管理職候補にも 厚労省方針 – 今日の日経2014年5月28日」

公開日: : 日経

今最近は娘の運動会やらなんやらで肉体的に疲れちゃってました。さて今日の日経

裁量労働制、管理職候補にも 厚労省方針

これは最近良く記事になってますね。「ホワイトカラーエグゼンプション」ってやつです。横文字にするとカッコ良いですけど、要するに残業代を出さなくても良い雇用を認めようって話で、今日の記事はそれを今の裁量労働制にも一部拡大しようって話が出てるみたいです。

当たり前ですけど、今の労働基準法では正社員で従業員として働いている場合、「残業代が出ない」雇用形態はありえないです。ま、前の職場の代表みたいに「裁量労働制だから残業代は払う必要は無い」と従業員の前で発言しちゃう人も居るので、本気で残業代を払う必要が無いと思ってる経営者はごまんといると思いますが、裁量労働制でも1ヶ月の残業時間の上限は存在していて、それを超えた分は残業代が出ますんで、残業代が出ない事に不満を持っている人は労働基準監督署に相談しましょう。

と、今のところ残業代が出ない雇用は無いんですけど、今回のホワイトカラーエグゼンプションで、タイトル通り管理候補者にも一部その制度を適用しようって動きが出てるみたいです。深夜残業や休日出勤などの手当を除き、残業代を出す必要を無くそうとしてるみたいです。

現在の制度では裁量労働制でもみなし残業の上限が法律で決まっていて、企業ごとに1ヶ月のみなし残業時間も設定されてるので、その時間を超えた分は残業代が出ますけど、それを管理職「候補」でも無くすってことみたいです。

例えば、就業時間が9:00ー18:00(内1時間休憩)で、みなし残業が40時間に設定されている場合、1ヶ月の営業日数を20日とすると、1日約2時間の残業時間が想定されているので、毎日20時まで仕事をしても残業代は出ません。が、毎日22時まで仕事をした場合、1ヶ月の累計残業時間が80時間になるので、40時間を超えた分の40時間に関しては残業代を出さなければいけない、というのが今の法律です。この超過分の残業代も必要なくなる、というのが今回の話です。

今でもデザイナーとか企画系は残業代が出ない職種は多いので、それが法律で正当化されちゃうだけなので大した問題ではないと思いますが、マスコミにとっては扱いやすいネタなんでしょう。「残業代が無くなる!」と煽れますしね。

残業代がしっかり支払われている会社なんて数える程だと思いますし、公務員ですらサービス残業の嵐ですし、労働基準法が今の労働の実体とかけ離れちゃってるだけなのかもしれません。ホワイトカラーエグゼンプションは賛否両論かもしれませんけど、残業代って概念自体が無くなるかもしれませんね。

残業代を含めて給与に不満があるなら、残業代で稼ごう!とかそんな考えを持つよりも、決められた時間で決められた事以上の仕事をして、大きな成果を持って経営者に昇給を要求するのが良いと思います。就業時間中にきっちりノルマをクリアして、ノルマ以上の成果を出せれば、プライベートの時間も増えるし昇給の要求もできるし、良い事だらけだと思います。

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