マジリブログ
つらつら書いてます。
Mac for XAMPPでのローカル開発環境について。独自ドメイン設定も。
8ヶ月ぶりの更新となりました(汗
今年に入ってから先月末まで休みらしい休みも無く、家族を放ったらかしで仕事してたらこうなりました。さて、久しぶりの更新で何を書こうかなと思い、備忘録も兼ねて自分のローカル環境について書こうと思います。
ローカル開発環境に使うソフトは3つ
最近はウェブのお仕事が多く、html納品が多いのですが、その時に悩ましいのがリンク等が絶対パスの場合です。相対パスならば、そのままブラウザにhtmlを投げれば確認ができますが、絶対パスとなると確認がしづらくなりますね。そういうのに迫られてローカルの開発環境を整えたわけですが、今、使っているのは以下のソフトウェアです。
- xampp(無料)
https://www.apachefriends.org/jp/index.html - Hosts(無料)
http://www.macupdate.com/app/mac/40003/hosts - テキストエディタ(自分は今Coda2使ってます)
https://panic.com/jp/coda/
テキストエディタは何でも良いです。最近フリーで良いエディタも多いみたいですね。
xamppのインストールとバーチャルホストの有効化
xamppは適当にインストールしてください。インストールしたらxamppを起動して、Apache等を起動します。
起動したらブラウザで http://localhost にアクセスします。正常にインストールされて、xamppが起動していれば、言語選択画面が出ます。日本語をクリックしたら、xamppのインストールは終了です。
次に、以下のファイルをテキストエディタで開きます。
/Volumes/Machintosh HD/Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/httpd.conf
488行目あたりにある、以下の行の冒頭の # を削除し、保存します。
#Include etc/extra/httpd-vhosts.conf
これでバーチャルホストの設定が有効になります。次に、バーチャルホストの詳細設定をします。以下のファイルをテキストエディタで開いて、設定を追記します。
/Volumes/Machintosh HD/Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/extra/httpd-vhosts.conf
追記例は以下の通りです、ここでは例として localhost.lc にアクセスした際に表示される設定になります。DocumentRoot はURLのトップとなるフォルダ、Directoryはフォルダの設定になります。
<VirtualHost *:80> ServerName localhost.lc DocumentRoot "/Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs/local" <Directory "/Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs/local"> Options Indexes FollowSymLinks Includes execCGI AllowOverride All Allow From All Order Allow,Deny Require all granted </Directory> </VirtualHost>
Hostsのインストールとバーチャルホストの設定
Hostsも適当にインストールしてください。このアプリはシステム環境設定にインストールされるので、インストール後にシステム環境設定>その他>Hostsを起動します。起動したら、ウィンドウ左下の「+」をクリックして項目を追加し、ipに 127.0.0.1 hostnameに localhost.lc と入力します。
Hostsの設定はこれだけです。設定が終了したら、xamppのApache等を再起動します。
ローカル環境の設定は以上です。これでブラウザで設定したURLにアクセスすれば表示されます。絶対パスでコーディングしていてもこれならローカルで確認できます。ローカル環境が構築出来ればphpを使った動的処理も出来ますし、CMSを導入する必要の無い規模の静的サイトの場合、ヘッダー・フッター等を共通ファイルにしてインクルードしたりもできます。
大分はしょって書きましたが、まぁ、こんな感じで多分できます。