マジリブログ

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新型iMac (Late 2012) 21.5インチの駄目な所

新型iMac の21.5インチが販売開始されました。
発表されたのは10月下旬だったので発表から1ヶ月程かかりましたね。

今回は大幅ではありませんが、筐体のデザインも変わりました。最薄部はなんと5mm、液晶も反射が抑えられたり、重さも軽くなったり、USBは3.0になったりと順等にアップグレードした感じではあります。

まぁ、良いところは各メディアでも報道されているので適当に見てもらうとして、ざっと情報収集した感じのマイナス部分をは大きく4点、

・光学ドライブの(CD/DVDドライブ)排除
・SDカードスロットが背面に移動
・21.5インチモデルは自分でメモリ交換が許可されていない
(交換するのも結構大変そう)
・搭載HDDは2.5インチの5400回転

1つずつ見てみましょ。

まず光学ドライブの排除。
なんとなくそうなるかなぁ?とは思ってましたけど、実際デスクトップ機から排除するのはまだ早い、という気がしてます。Appleとしては音楽はiTunesで買って欲しい訳ですし、光学ドライブなんて壊れやすいパーツはできれば外したいってのはわかります。けど、最近はMacを買ってWindowsを入れる人も多いですし、内蔵の光学ドライブを外してしまうのはまだ早い気がしてなりません。店頭で販売されてるソフトウェア等は全てディスクですしねぇ。

そして2つ目のSDカードスロットの移動。
これは意外でした。SDカード自体は薄いですから、本体が薄くなっても側面にあると思ってましたが、背面です。
背面なんて使いづらいでしょ。単にそれだけですけどマイナスかな。

3つ目のメモリ交換。これは結構大きいですね。
ホームユースならば標準の8GBでも大した問題ではないかもしれませんけど、仕事で使う人ならメモリが安い今、16GBは欲しくなりますよ。それが自分で交換不可というのはちょっとやり過ぎじゃないの。

しかも、新型iMac 21.5インチのバラし画像を見たところ、メモリスロットは2つのみ。8GB2枚で16GBが最高です。
今自分も使ってる旧iMacの方が非公式とはいえ多く積めるじゃん。個人的にはかなりマイナスですね。

そして最後のHDD。
これはかなりびっくりしました。デスクトップの位置付けのiMacの標準HDDが2.5インチの5400回転て・・・標準状態のiMacだとHDDの読み込みからして、旧型に負けるんじゃ?

今回、新たなオプションとして追加されたFusion Drive、これにしないとiMacの体感は旧型に劣る気がしてなりません。2.5インチHDDを載せるなら、最初からSSDを載せろと言いたい。価格的に難しいなら3.5インチのままで良かっただろうに。

ということで、新型iMacはあまり魅力を感じません。正直、旧型の方が使い勝手が良いです。Snow Leopardも動きますしね。個人的には新型はあまりオススメできないですね。何か違うって気がしてます。

それと、余談ですがバラしたところ、パーツの取り付けに両面テープを使っているようです。これは今までのApple製品では 考えられない作りです。正直、そんな作りじゃ他社と同じじゃん。

内部までこだわって、雑な作りにしないのがアップル製品の 特徴だったのに、両面テープにはかなり萎えました。やっぱりジョブズが居なくなって1年、アップルは変わってしまったのかな。